お散歩の戦利品、愛しのボールくんたち( ^ω^ )
それを見守るタロ。


オスだけど母のようにすぐ近くで(笑)



時にはこんな角度で( ^ω^ )



そして「どうだ〜」と言わんばかりにうっとりと(笑)


実はこの記事2014年に書いたものでアップする機会を逃し、ずっと保存されていたものです。
それをなぜ今アップするのか…。

この子、タロは私の実家で飼っていた柴犬の男の子です。
いえ、子じゃありませんね…おじいちゃんです。

15歳になったころ自力で起き上がれなくなり、困り果てた父から相談され、ウチで介護することになりました。
老犬を預かってくれる施設などを利用しながらの介護がスタートしたのです。

そして6月18日、お浄土へと還りました。
間もなく誕生日を迎えるところでしたので、ほぼ16歳。
「釋タロ犬士」と勝手に仏さまの名前を付けました。

犬が往生できるのか問題は、僧侶によってご意見が色々とあろうかと思います。
でも私は、尊い仏さまになったと思っています。

だって私に、命あるものは必ず命を終える時が来るよ、と見せてくれました。
同じ部屋で寝ていた私に、最期の時を見せてくれたのです。
立派な仏さまだと思うのです。

やっぱり寂しいですね。
たくさんたくさん泣きました。

ゴハンを食べなくなって、はじめはフェイントかしらって思っていました。
以前もそんなことがあったから。
今回もまた食べ出すだろうと…。

しかし2日たっても3日たっても食べなくて…。
なんだかずっと涙が出てました。
泣き疲れて、あえて予定通りに外出したりしてね。

立ちたいのに立てない、歩きたいのに歩けない…そして思い通りにいかなくて興奮して吠えて…。
そして食べなくなって1週間。
やっと苦しみから解放されたね、タロ…。



年齢的にも体力的にも仕方がない…頭では分かっていますが、なぜだろう…涙が止まらない。
有り難うタロ、また会おうねタロ。