いのちの日 いのちの時間

毎年１２月１日は「自死・自殺に向きあう僧侶の会」が主催しての、自死者追悼法要「いのちの日　いのちの時間　東京」が行われます。ウチの住職が会の共同代表ですので、私もこの日だけはお手伝いさせて頂いています。

主に首都圏の宗派を超えたお坊さんたちが会員ですので、法要も宗派を超えて行われます。今年は築地本願寺で執り行われました。なので概ね浄土真宗の作法になります。

お身内が自死をされた事を周りにお話できない方、周りから偏見を持たれている方がたくさんいらっしゃるようです。なのでこの日を支えに１年を過ごしている、と仰る方も多くいらっしゃいます。

この法要は、そのように辛く寂しいお気持ちを仏さまにお話しできる、荷物を仏さまに預けていける場になっています。

法要のあと法話もありますが、涙を流す方がたくさんいらっしゃいました……。

ワタクシ、なんと今年は法要の司会を仰せつかりまして…僭越でございますが、務めさせて頂きました。
貴重なご縁を賜り、ほんとに有り難いことでございました。

５０名以上の僧侶が力を合わせ行う法要です。私たち僧侶の思いが少しでもご遺族に届いたならば、こんなに嬉しいことはございません。来年も１２月１日ですが、今年の反省を少しでも改善してまいりたいと思います。

僧侶のみなさま　お疲れさまでございました。
ご参列のみなさま　お疲れさまでございました。
有り難うございました m(_ _)m