真言宗のお寺さんへ

なななんと、初めて法話を頼まれました。
しかも他宗派の真言宗さんです。

路上生活者の方の支援をしている「ひとさじの会」で知り合いましたご夫妻が、稲荷町にある真言宗の成就院さんのご住職夫妻でした。

７月のある日、奥さまからお電話がありました。
「浦上さん、お彼岸の２１日はどんなご予定ですか？」って。
空いてますよって言ったら「浦上さんに法話を頼みたいんです」っておっしゃる。
浦上さんって私？ それとも住職？ 私も浦上だけど…って思って確認したんです。

奥さまは私がいいと思い、ご住職はウチの住職がいいと思っている様子。
でも電話で話しているのは私と奥さまなので、流れは私の方に。

私もノーと言えない日本人なもので、お受けしてしまいました（笑）


「金子みすゞに学ぶ　いのちへのまなざし」と演題をつけました。頂いた時間は４０分。
なごみ庵設立の話も交え、みすゞさんの詩を紹介しながら、詩に対する私の味わいをお話しさせて頂きました。

何を伝えたいかを考えながら原稿を作り、良い時間を過ごす事が出来ました。
ホントに有り難かったです。

初めてという事もあり少々力んだ感は否めませんが、聞いてくださる皆さまの暖かいまなざしのお陰で、心折れる事なく最後までお話しすることが出来ました。

とにかく住職ご夫妻はとっても素敵なんですよ。
もう結婚されて２０年以上だそうですが、新婚さんのような感じですしね。人柄がすばらしい！！ お寺って住職家族の人柄が反映されますよね。お手伝いの方もみんな穏やかで、優しく接してくださいました。

モグモグ食堂（子ども食堂）も２年前から始められているんですよ。そのお話しも聞かせて頂きました。すごく興味深かったです。

有り難い経験をさせて頂きました。
本当に有り難うございました m(_ _)m